海外薬学研修レポート
神戸薬科大学の「海外薬学研修」情報のコーナーです。
アメリカ、ボストン、現地からのレポートをお届けします。
2013年3月アーカイブ
The last day in Boston!!
キャンパスレポーター 2013年3月14日 11:09
3月13日The last day in Boston!!
今日は昭和ボストンのパソコンが調子が悪いため、田内先生のパソコンから、ちぐさ&まいがお送りします。
とうとう最終日です・・・
朝はEllaの授業を受けた後、closing ceremonyを開いていただきました。
一人ひとりに、卒業証書を頂きました。
午後からはフリータイムでした。
私たちは、連日通いつめた大好きなニューベリー通りでshopping !(^^)!
いーーーっっぱい買いました!
その後、シンフォニーホールの無料ツアーに参加し、舞台裏も見ることができました。
以前、ボストンフィルハーモニーで指揮をとっていた小澤征爾さんの写真や壁画がありました。
その他にもMIT(マサチューセッツ工科大学)に行ったメンバーもいました。
(MITのドームです)
夜は、いつものように時間に追われ、猛ダッシュで帰り・・・
その後、RAのNancyとEmilyがfarewell partyを開いてくれました。
おいいしいチーズと麦茶で乾杯しました!CHEERS!!!!!!
フルーツバスケットをして楽しい時間を過ごしました。
2週間、たくさんのことを学び、経験し一回りも二回りもおっきくなって、明日日本に帰国します。この海外薬学研修に参加することができて 本当によかったです。
このような機会を与えて下さった先生方、ボストンで出会った全ての方々、素敵な14人のメンバー、そして田内先生に感謝いたします。
さあ私たち二人は、今まで散らかし放題の部屋の片づけ、そして荷造りを始めようと思います・・・(ただ今PM11時)
いったい私たちは寝ることができるのでしょうか。はたして荷物は収まるのでしょうか。
THE END
ボストン生活10日目
キャンパスレポーター 2013年3月13日 12:54
3月12日 ボストン生活10日目!!今日の担当はゆかとまやです。
今日のEllaの英語の授業では、ボストンで習った単語をカードにしてそれぞれ発表したり、今までの授業で習った範囲のテストをしました。
続いて、キャサリンから19世紀のアメリカの医療についての講義を受けました。当時の薬を入れるボトルや、Snakeoil Salesman(当時の薬売り)のお話には興味がわきました。
午後からは、ボストン科学博物館へ行きました。ここには恐竜の模型や、ヒトの脳の仕組み、X線写真など、物理的、化学的、生物的と幅広い分野の展示があり、子供から大人まで楽しめる博物館でした。
(これはサーモグラフィーに映った4回生です)
なかでも一番興味を持ったのは、ナノテクノロジー技術による創薬です。これらの薬は、がん細胞に特異的に蓄積するので、正常な細胞を傷つけることなく治療することのできる画期的なものでした。また私達は見れませんでしたが、運が良ければひよこが卵から孵る瞬間が見られるコーナーもありました!グッズショップでは、日本ではなかなか手に入らない宇宙食や、なぜかリスのぬいぐるみを買っている人もいました(笑)
見学終了後の自由時間、3回生はボストン茶会事件とCopleyで先日先輩方が食べていたお寿司を堪能しました!もぐもぐ~(^o^)4回生は、ケンブリッジ・ガレリアでショッピングを楽しんだメンバーとCopleyでイタリアンを堪能したメンバーに分かれました。どちらのグループも思う存分楽しんで帰ってきました(^^)!!
ボストン生活も残り1日。明日はEllaの最後の授業と、closing ceremonyがあります。最後まで頑張るぞー!!
ボストン生活9日目
キャンパスレポーター 2013年3月12日 12:27
3月11日、ボストン生活9日目 担当は足立、葛本です!
土日のフリータイムを終えて再び真面目に研修へ戻りました。
朝からは、お決まりのEllaの授業(^_^)
今日の授業では、自分たちで症状を考え「薬剤師」と「患者」になりきって、患者が医師からもらった処方箋を薬剤師にわたして薬を受け取るシーンを二人一組で英語で演出♪
みんなそれぞれの症状の特徴を表現していて面白かったな-!!
午後からはMGHから来て下さったNaoto Itoさんと、Noriko Wakabayashi-Itoさんにアメリカでの研究についてのお話を聞かせていただきました。
お二人の研究は今でもまだ完治させるための薬が見つかっていない『ディストニア』が遺伝子とどのような関係があるのかを調べるというものです。ディストニアは、神経は死なないものの身体が意識とは別に硬直してしまったり変な方向に曲がってしまう疾患です。
黄色ショウジョウバエをサンプルに遺伝子が変化したものを観察すると、身体の色が野生のものより薄くなったり、動きが遅くなったりすることが今までの研究で明らかなりました。
そして何が身体の中で起こり、正常の時と比べ何か欠落しているのかが少しずつ分かり始めてきたところだそうです!!
まだまだ研究が進むには時間がかかるようです。またアメリカでは研究のための費用は自分で稼がなくてはいけないらしく、常に結果が求められます。
このような人たちのおかげで、私たちの薬は作られているのだと改めて考えさせられた講義でした。
何かを追い求めた先に人を助けられることがあるのかもしれない。。。たとえそれが、はじめは自分の興味本位だとしても。研究とはそういうものだ。
何事にもまずは興味を持つこと、その大切さを学ばせていたできました。
貴重なお時間をありがとうございました!!
授業のあとのフリータイムに、4年生7人はcoplyに夜ごはんを食べに行きました。アメリカ人も好きな人が多いお寿司を食べました!!なかなかおいしかったです(^_^)