神戸薬科大学は、2005年4月1日より、原則、学内禁煙としており、喫煙者は登録制にすることで臨時喫煙場所のみで喫煙を許可し、併せて禁煙指導、禁煙教育等の禁煙サポートを行ってまいりました。しかし、本学が医療系の大学であること、健康のために禁煙指導を行う立場である薬剤師を養成する大学に喫煙場所があることについて学内外から様々な意見をいただき、喫煙に関する検討を進めてまいりました。
 その結果、2016年7月25日「キャンパス禁煙の実施(喫煙の禁止)」を決定し、2018年4月1日より、臨時喫煙場所を撤去し、学内での全ての喫煙を禁止することとし、周知してまいりました。
 また、2018年度入学生から「入学後、たばこを吸わないことを確約できる者」を入学試験出願条件とし、入学生は、入学時に誓約書を提出することとしております。学生の喫煙が発覚した場合、誓約書に違反する行為であるため、学則第40条による罰則(謹慎、停学、退学)を科すことになります。
 2020年4月1日「改正健康増進法」の施行に伴い、改めて、本学の禁煙宣言を行うこととし、受動喫煙の防止に関する取組みを進めてまいります。



神戸薬科大学 禁煙宣言 

 神戸薬科大学は、大学の理念の中で「医療人としての使命感と倫理観を十分に理解し、高度な薬学の知識を身につけた薬剤師」の養成を謳っている大学として、2018年4月から「学内全面禁煙」とし、職員及び学生等の学内及び大学周辺での全面禁煙を達成するための教育、支援活動等を行ってまいりました。
 薬学を学ぶ者は、喫煙によるさまざまな悪影響を理解し、「禁煙推進」活動、「健康サポート」活動を展開するなど、喫煙リスクに対して積極的に行動する人でなければなりません。入学者には将来にわたって非喫煙者であることを強く求め、入学資格として謳います。
 そして、神戸薬科大学の学生、職員等の健康の維持増進を図ることで「魅力ある大学」作りを目指し、学内を全面禁煙とすることをここに宣言します。

神戸薬科大学
学長 北川 裕之

たばこと健康に関する情報

・厚生労働省ホームページ
・受動喫煙対策(厚生労働省)
・健康増進法について(厚生労働省)
・喫煙と健康問題について簡単に理解したい方のために(厚生労働省)