薬学の「英知」を拡げ、薬学のプロとして進化・深化し続ける
医学(医療)や薬学の学問・技術水準が日進月歩で変貌している医療現場では、薬剤師は生涯にわたって自己研鑽を積み重ねて自らの資質向上を図るとともに、業務に関わる新しい知識や技術を修得し、他の医療従事者や患者からの信頼関係を構築することが強く求められています。
神戸薬科大学では社会で活躍する薬剤師からの期待とニーズに応えるため高水準の薬学教育をはじめとする多様な学びの場を提供し、社会で活躍する薬剤師の資質向上と生涯研鑽に寄与しています。
生涯研修基本姿勢
神戸薬科大学生涯研修認定制度
神戸薬科大学は、2007(平成19)年6月に公益社団法人 薬剤師認定制度認証機構から西日本の薬系大学として「生涯研修認定制度」(G07)の認証を受けました。その後も、事業内容、運営、研修プログラムの質などについて高い評価を受けています。
医療分野(医学、薬学)の進歩に伴い薬剤師の生涯研修が強く求められています。本制度は、あらゆる職域で活躍する薬剤師に向けて豊富な生涯研修の場と情報を提供し、薬剤師としての専門的資質の更なる向上を継続的に支援するものです。神戸薬科大学エクステンションセンターでは、受講者の期待に応えるべく生涯研修内容の充実と、活動基盤の一層の強化に努めています。
2022年(令和4)年6月
資格更新(3回目)
神戸薬科大学健康食品領域研修認定薬剤師制度
神戸薬科大学は、2017(平成29)年12月15日に公益社団法人薬剤師認定制度認証機構から「健康食品領域研修認定薬剤師制度」(P05)の認証を受けました。既に認証を受けている「生涯研修認定制度」(G07)と特定領域としての「健康食品領域研修認定薬剤師制度」(P07)の両方の認証を認められたプロバイダーは神戸薬科大学が初めてとなります。
「健康食品領域研修認定薬剤師制度」は、健康食品に期待される三次機能(生体調節による健康の維持、疾病の予防、体調リズムの調節、老化抑制など)に関する専門知識を有し、これらの食品を消費者が利用しようとするときに、有効かつ安全に摂取できるよう適正な情報を提供できる薬剤師の養成を目的としています。健康食品やサプリメントの利用法について、個々の状況にあわせて適切に判断するとともに、的確な助言・情報提供をおこない、健康食品領域において地域住民の健康サポートにより深く貢献できる研修認定薬剤師を「健康食品領域研修認定薬剤師」として認定します。
2020(令和2)年12月
資格更新(初回)