海外薬学研修レポート
神戸薬科大学の「海外薬学研修」情報のコーナーです。
アメリカ、ボストン、現地からのレポートをお届けします。
2016年3月アーカイブ
帰朝報告
キャンパスレポーター 2016年3月17日 16:02

研修10日目 ~ いよいよ最終日! ~
キャンパスレポーター 2016年3月12日 14:30
3月11日(金)天気;快晴!!! 最終日の担当はImari&Riiiです★
最終日の今日は朝からみんなの憩いの場、ラウンジでパシャリ♪
さぁ!!みんなで気合を入れて1日をスタート!
午前中は2週間お世話になった
CM先生と裕子さんと一緒にボストン研修の振り返り。
一番最初に自分が決めたゴールを達成できたか、
ボストン研修を今後どのように活かしていくかをそれぞれに考えて、
意見交換をしました。みんなが特に印象深かった事は、
"MCPHSの学生さんへのプレゼンテーションと交流"でした。
同じ薬学生としてコミュニケーションをとることができたのは、
私たちにとってとても貴重な経験になりました。
今回、私たちのために素晴らしいプログラムを考えてくださったCM先生と
裕子さんにとても感謝しています。
とても充実した楽しい時間はあっという間で
いよいよ先生方とのお別れの時がきました(泣)
寂しくて、悲しかったけれど先生方に教わった多くのことは絶対に忘れません!!
その後は、、、、、、、Closing Celemony!
14人で昭和ボストン校を卒業しました!!
そのあとにサプライズで大きなホールケーキをいただきました♪
激激甘いケーキはおいしかったです。
さっ!!
ここからは最終日怒涛のShopping timeです★
それぞれ残されたボストンでの時間を満喫しました。
夜には、Jenni
とsaoriさんがfarewell partyを開催してくれました。
2週間寮でのお世話をしてくださり、ありがとうございました。
そのあとは・・・・・
なんといっても2週間、先生としてまた父親のように私たちを見守ってくれた
田内先生への14人からのサプライズ!!
何ヶ月も前から数えきれないほどの研修計画の打ち合わせをしてくださり、
また一緒に素敵な思い出を作ってくださって本当にありがとうございました。
最後に・・・・。
今回様々な医療施設を見学して
たくさんのアメリカと日本の医療の違いを知ることができました。
そこから、アメリカの進んだ医療や日本の細やかな医療の素晴らしさにも
気づくことができました。
このボストン研修での経験をこれからに活かして
将来、薬のエキスパートとして日本の医療に貢献できる素晴らしい薬剤師に
なれるように、これからも何事にも積極的な姿勢で取り組んでいきたいです。
この14人でボストン研修に来られて本当によかった~☆
明日は無事に日本に帰りましょう!!!
研修9日目~ MGH museumと地域薬局訪問 ~
キャンパスレポーター 2016年3月11日 13:34
3月10日木曜日 天気:雨 今日の担当はまゆ&いずぴんです。
あいにくの雨ですが、今日は訪問最終日ということで、みんな張り切って出発!
午前中にMGH museumとEther Domeを見学し、
午後はWest Roxbury
Pharmacyを訪問しました。
MGHは非常に歴史のある病院で、John Collins WarenとJames Jackson に
より設立されました。1846年に初めてEther が麻酔薬として使われてたときの
吸入器やマスクなどが展示されており、当時から現在にかけての麻酔技術の歴史を
辿れるような資料がたくさんありました。
また私たちが一番興奮したのは、卓上の大きなディスプレイに映された
人体投影モデルです。これはヒトの血管、神経、リンパ、骨、筋肉、臓器など
内部の構造が細かく再現されており、人体を輪切りにして内部を見ることも可能です。
私たちの学校にもこのような装置があれば楽しく勉強できるのになあと思いましたが、
なかなかいいお値段するそうです。(笑)
Ether Domeは先ほどの博物館で説明があったように、Ether が麻酔薬として初めて
手術に使用された場所です。MGH本館の最上階にあり、Domeまでは普通に病院内を通り、
院内のエレベーターに乗って向かいました(笑)。
Dome内部は手術が行われていた場所を囲うように座席が設置されており、
座席から手術の様子が見やすいような設計になっていました。
当時はこの絵のように行われていたようですが、今から考えたらびっくりですよね!
West Roxbury Pharmacyは個人経営の薬局で、老人ホームやグループホームなどに
薬を配達するという独自の戦略によって経営されています。
こちらの薬局には薬剤師のほかに公認テクニシャンと認定テクニシャンがいらっしゃいます。
認定テクニシャンの方がレベルは高く、医師に電話で疑義照会もできます。
認定テクニシャンになるためには国家試験を受ける必要があるそうです!
また、見学中で特に印象に残ったのが、薬のパッケージングです。
Book型のものは右ページには日本でいう一包化のように一回分の錠剤をまとめることができ、
左ページには処方内容の説明書を貼り付けることができます。かさばらないし、
きれいで分かりやすいということで、老人ホームなどに配達する薬はこのように
パッケージングするのが今は主流だそうです。
薬局訪問ではみんな活発に質問することができ、訪問最終日に相応しい一日となりました。
ボストンに滞在するのも残りわずかになってきましたが、最後まで気を引き締めて
みんな元気に日本に帰りたいと思います☆