TwitterやInstagramに代表されるソーシャルメディアの利用が浸透しており、大学においても学生が課外活動のためのツールとして活用する、あるいは、教職員個々人が私的に利用するなど、利用機会が増えています。このような状況下、神戸薬科大学の関係者は、一人ひとりが神戸薬科大学の誇りを持ち、大学ブランドの価値や魅力を正しく伝えるアンバサダーとしての役割を担っていることを改めて認識するとともに、ソーシャルメディアを含むインターネット上で神戸薬科大学について語ることの影響力の大きさを十分に理解することが求められています。また、それらの議論に参加する場合、大学のブランドに対する影響を考慮した上で、適切な方法で参加することが重要であり、その最終的な責任は神戸薬科大学が負わなければならないことを認識してください。その上で、ソーシャルメディアにおける情報発信が適切に行われるよう、学生・教職員及び組織としての基本的な考え方やルールをまとめた「神戸薬科大学ソーシャルメディア運用に関するガイドライン」を策定しました。

1.情報発信にあたっての基本原則

Ⅰ.情報発信にあたってのルール(心構え)

  • ①社会人としての自覚と責任を持った発言を行います
  • ②著作権や個人情報保護をはじめ、法令・規程を遵守します
  • ③正確で誤解を与えない情報発信に努めます
  • ④他の利用者とトラブルが起きないよう、冷静・誠実な対応を心がけます
  • ⑤公開されている場であることを認識し、コミュニケーションを意識します

Ⅱ.好ましくない情報発信の例

  • ①不敬な(相手を馬鹿にする、悪口など)言い方、発言
  • ②人種、思想、信条、居住、職業などで差別する発言、それを助長する発言
  • ③違法行為を煽る発言
  • ④噂や流説など、正否が確認できない情報の発信
  • ⑤職務上知り得た秘密(一般的に知られていない又は知らせてはいけない情報)の発信

2.ソーシャルメディアの運用にあたって

個人アカウントで行う場合、1.で述べられている基本原則に反しなければ、ソーシャルメディア上に投稿する記事内容、コメントに対する返信内容に制限は設けません。ただし、広報・コミュニケーションのため開設する「大学公式アカウント」の運用にあたっては、下記の運用ルールを設けましたので、担当者はそれを守った上で運用してください。

  • ①大学公式アカウントの運用は届出制とし、企画・広報課が受理したもののみとします。
  • ②ソーシャルメディア上で表示される"名称"(登録後も変更が可能な部分)の一部に、必ず大学名・組織名を表記してください。
    • 例:「神戸薬科大学 企画・広報課」
  • ③ソーシャルメディア上に表示する画像として、大学コミュニケーションマークを用いてください。
  • ④ソーシャルメディア上に表示する"自己紹介"欄には、次の項目を明記してください。
    • ・何の大学公式アカウントか
    • ・運用の目的(運用者)
    • ・運用期間(期間限定の運用等、期間があらかじめ決まっている場合のみ)
    • 例:「神戸薬科大学の公式アカウントです。ここでプレスリリースなど大学からの情報を発信します。お問い合わせはTEL.078-441-7505」
  • ⑤ご意見やお問い合わせに対して返信等を行わない場合は、その旨を運用ポリシーとして掲出するか"自己紹介"欄等であらかじめ断るなどしてください。(TwitterのDMへの対応も含まれます。)
  • ⑥アカウントを閉鎖(退会)する場合は、遅くとも1か月前からその旨をアカウント内で告知してください。
  • ⑦TwitterやInstagram等、"つながり"を増やす機能がついているソーシャルメディアの場合、学生・教職員個人のアカウントや運用目的にそぐわないもののフォロー、いいね、リンク設定等の登録はしないでください。
  • ⑧大学公式アカウントの運用を開始しましたら、その旨、メールなどを利用して学内に告知してください。
  • ⑨クレーム等のトラブルが発生した場合は、即時企画・広報課に報告してください。
  • ⑩その他、ご意見、ご質問等があれば、同企画・広報課に連絡してください。

なお、個人名義のアカウントを大学に関係する活動に用いる場合も「大学公式アカウント」に準ずるとみなします。そのアカウント内において立場を明らかにする(「神戸薬科大学の〇〇です」等)とともに、①②⑧⑨⑩を遵守するようにしてください。
ソーシャルメディアでは、運用者の対応によっては多大な労力を要する状況になりかねません。利用にあたっては、十分に留意し、情報発信や交流活動に活かせるよう心がけましょう。