実験動物のかけがえのない命を代償にして得る知見であるからこそ大きな意義のある研究でなければならないのです。
医学・薬学などが関与する生命科学領域での動物実験は、重要な研究手段の1つです。医薬品の有効性や安全性、さらには化学物質や重金属などの毒性が各種の実験動物の命を礎にして解明され有益な情報が得られます。本施設は、最新の技術を導入した一方向性気流システム等の採用による動物に優しい飼育環境のもとに確かな実験が行えるよう設計されています。
兵庫県条例への準拠
本学は、兵庫県「動物の愛護及び管理に関する条例」第25条第1項の規定により、実験動物の飼養(保管)の届出を行っています。
平成5年5月31日(第93-01号)
平成23年5月12日(実験動物の種類の変更)
実験動物の種類:マウス・ラット・ウサギ・モルモット・ハムスター
機関内規程
動物実験に関する関連情報
自己点検評価の結果
2022年度動物実験に関わる自己点検・評価報告書2021年度動物実験に関わる自己点検・評価報告書
2020年度動物実験に関わる自己点検・評価報告書
平成29年度動物実験に関わる自己点検・評価報告書
平成28年度動物実験に関わる自己点検・評価報告書
平成27年度動物実験に関わる自己点検・評価報告書
平成26年度動物実験に関わる自己点検・評価報告書
外部検証の結果
神戸薬科大学「動物実験に関する検証結果報告書」(H30.3.19)飼養及び保管の状況
1)動物種
哺乳類
2)実験に使用した動物数
2022年度 | マウス | ラット | ウサギ | その他 (ハムスター) |
---|---|---|---|---|
使用数/年 | 15,271 | 602 | 0 | 42 |
(単位:匹)
2024年2月8日の飼養数
2024年2月8日 | マウス | ラット | ウサギ | その他 |
---|---|---|---|---|
飼養数 | 6,516 | 2 | 0 | 0 |
(単位:匹)
3)施設の情報
ア)飼養保管施設の総数:2
イ)主要な飼養保管施設:E棟1階動物実験施設
その他
ア)2023年度の実験計画書の承認数について
2023年4月~2023年9月までの承認件数 | 52 |
2023年10月~2024年3月までの承認件数 | 5 |
合計 | 57 |
イ)2023年4月から2024年3月までの教育訓練の実施実績について
開催日 | 主たる受講者 | 参加人数 |
---|---|---|
2023年4月4日 | 教員(臨時) | 2名 |
2023年7月11日 | 2023年度2年次生(定期) | 328名 |
2023年8月1日 | 企業等共同研究員(臨時) | 1名 |
2023年8月27日 | 2023年度2年次生(臨時・オンライン) | 6名 |
2023年10月4日 | 研究生(臨時) | 1名 |
2023年11月28日 | 実習補助(臨時) | 1名 |
合計 | 339名 |
<教育訓練の主な内容>
1.関連法令、指針、本学の定める規程など
2.実験動物の飼養保管に関する基本的事項
3.動物実験の方法に関する基本的事項
4.適切な動物実験の実施に関する事項
5.安全確保及び安全管理に関する事項
<講義時間>
約60分
動物実験委員会名簿
動物実験委員(2021年~) | |
---|---|
動物実験等に関して優れた識見を有する者 | 教授 2名(内 1名委員長)、准教授 3名 |
実験動物に関して優れた識見を有する者 | 教授 1名、准教授 1名 |
学識経験を有する者 | 講師 1名 |
その他 | 事務局 1名 |
合計 | 9名 |