低年次からのキャリア教育

1年次の前期、入学して間もない時期に履修します。薬学生にとっては、内定が容易に取れるため自分自身のキャリアを十分に考えないで進路を決めて後悔する場合があることなどから、本学では低年次からのキャリア教育が重要であると考え、次の科目を開講しております。
また、ロジカル思考演習においてもキャリア教育関連の講義を開講しており、キャリア教育に力を入れています。

薬学入門

「薬学とは何か」を意識して充実した学生生活を送り、医療人として、また薬の専門家としての必要な基本的姿勢を身につけることを目的としています。薬学の各研究分野の理解を深め、各専門科目の学習目的と科目間の連携を学び、「薬学」と自分自身の関わり方を模索します。

未来を拓く力

低学年から卒業後の進路について考え、自分の可能性の拡がりを感じながら6年間の学び、体験を深めてもらえるよう、1年次の必修科目として設けています。
6年間の学生生活の中でキャリアを築く意味を知り、納得した選択ができる、そのきっかけになることを願っています。

キャリアデザイン講座

1年次には「未来を拓く力」でキャリアを築く重要性を知り、4年次には卒業後の進路について具体的に考え出すころです。自分の役割を知り、社会で活躍できる医療人として必要な力を知るために、このキャリアデザイン講座を開講しています。年度ごとに変わるゲストスピーカーによって実社会に触れ、自分らしい生き方を思索し、社会との関わり方がわかってくると思います。
この講義を受講することで、希望のキャリアを築くためには知識だけでなく、様々な能力が求められることを知り、自分自身が築きたいキャリアをより明確にした上で、社会に羽ばたいて欲しいと考えています。

ワークスタディプログラム

ワークスタディプログラム(インターンシップ)を4~5年次の共通開講科目として単位化しています。将来のキャリアに関連する企業や団体において実習、研修的な就業体験を行うことで、自己の適性を把握し、職業意識やキャリア意識を涵養することを目的に行います。