研究重視の教育姿勢

薬剤師育成のための教育だけでなく研究に力を入れるのが、本学の創立以来の伝統です。4年次からは全員が研究室に配属されます。また、低学年のうちから研究室での研究活動を経験する「アクティブ・ラボ」を推進しています。
研究の成果を学会で発表し、多くの学生が様々な賞を受賞しています。
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低学年から研究室に所属することで、
研究マインドを醸成するアクティブ・ラボ

本学は薬剤師として社会に貢献できる人材の育成に取組む一方、教員と学生の研究活動を重視しています。「アクティブ・ラボ」は低学年から研究室に所属し、研究活動をとおして研究マインドの醸成と薬学に対するモチベーション向上を目的としています。コアカリキュラム上のアドバンスト教育(G)のひとつとして学生のニーズや将来の進路に合わせて自由に研究分野を選択することができます。自発的なアクションから学びの質を向上させるアクティブ・ラーニングの入口と位置づけています。

研究リテラシーの醸成

3年次必修科目「研究リテラシー」では、薬学における研究の位置づけ、薬学研究に係る法令、指針を理解して、自らの研究を安全に遂行する場合の基本的な心構え、知識を習得することを目的に授業を開講します。
卒業研究の課題によっては生命を扱うものや人を扱うものもあるため、高い倫理観を備えておくことが重要であると考えています。

卒業研究に取組み問題解決能力を醸成

研究マインドの醸成を重視する本学では4年次から全員が研究室に配属され、実務実習以外の時間は研究室で卒業研究に取組みます。卒業研究は国家試験対策とは異なり、自らが目標を設定し、実験・研究を進めることで、予期せぬ事態を打開する問題解決能力や論理的に思考を重ねる研究マインドをさらに身につけていきます。
実験、研究を重ね、6年次で開催する卒業研究発表会に向けてプレゼンテーションや論文作成能力を磨きます。2021年度より卒業研究優秀賞を創設し、3年間の卒業研究への取り組み姿勢や成果、発表内容などを総合的に判断し、各研究室から1名を、卒業式で表彰しています。