• 2023/02/27
  • KPU Research

【プレスリリース】細胞を薬物運搬体として利用するための細胞表面修飾技術の構築(薬剤学研究室)

神戸薬科大学 薬剤学研究室の河野 裕允 講師、細川 美香 講師、大河原 賢一 教授は、がんに能動的に集積する性質を持つ間葉系幹細胞の表面に薬物キャリアであるリポソームを静電的相互作用と磁力を利用して安定に修飾する手法を構築することに成功しました。また、作製したリポソーム搭載間葉系幹細胞が、腫瘍組織へ効率的に移行することも明らかにしました。
本研究の成果は、抗がん剤をがん選択的に送達することで、現行の抗がん剤治療で問題となっている重篤な副作用の発現を回避し、さらに治療効果を向上させることを可能とする新たな製剤技術の開発につながるものと期待されます。

【研究内容】
「細胞を薬物運搬体として利用するための細胞表面修飾技術の構築」
~がん選択的な抗がん剤の送達を目指して~

詳しい研究内容は、以下のPDFファイルをご覧ください。
「細胞を薬物運搬体として利用するための細胞表面修飾技術の構築」
KPUnews20230227_001.jpg
本研究成果は、2023年2月14日に国際科学雑誌「Biomedicines」に掲載されました。

【論文情報】
(タイトル)
"Efficient Liposome Loading onto Surface of Mesenchymal Stem Cells via Electrostatic Interactions for Tumor-Targeted Drug Delivery"

URL: https://doi.org/10.3390/biomedicines11020558

(雑誌名)
Biomedicines

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