• 2024/02/06
  • KPU Research

【プレスリリース】マクロファージが老化赤血球を食べる量を調節する仕組みを解明(微生物化学研究室)

神戸薬科大学 微生物化学研究室の中山喜明准教授、小西守周教授らは、生化学研究室の北川裕之教授、三上雅久講師との共同研究により、ニューデシン(neudesin)というタンパク質が脾臓マクロファージ*1による赤血球の貪食*2を調節することで、循環赤血球の量を調節していることを明らかにしました。
本研究の成果により、感染症、悪性疾患、リウマチ性疾患が基礎疾患としてある場合に発症する血球貪食症候群*3など、過剰な赤血球貪食による難治性貧血に対する治療法の開発に繋がることが期待されます。

【研究内容】
「マクロファージが老化赤血球を食べる量を調節する仕組みを解明」

詳しい研究内容は、以下のPDFファイルをご覧ください。
「マクロファージが老化赤血球を食べる量を調節する仕組みを解明」


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【論文情報】
(タイトル)
"A secretory protein neudesin regulates splenic red pulp macrophages in erythrophagocytosis and iron recycling"

DOI: 0.1038/s42003-024-05802-9

(雑誌名)
Communications Biology

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