• 2022/03/22
  • 教育・研究

正しい診断まで平均20年─未診断期の患者の経験をたどる(社会科学研究室)

大阪大学医学系研究科 医の倫理と公共政策学教室の加藤 和人 教授、大学院生の磯野 萌子 さんと本学 小門 穂 准教授(社会科学研究室)は、希少疾患患者が正しい診断を受けるまでに、どのような困難に直面しているのかを明らかにするために、遺伝性血管性浮腫(HAE)患者を対象とする共同研究を行いました。

正しい診断にたどり着くまでの期間は平均で20年間であり、患者は症状に苦しみながらも、希少疾患に罹患している可能性をあまり疑っていませんでした。

本研究の結果は、患者や医療者が、難病・希少疾患の可能性に気づきやすくするための対策が必要であることを示唆しています。
また、「PLOS ONE」に、3月19日(土)午前3時(日本時間)に公開されました。

詳しくは、大阪大学のウェブサイトをご覧ください。

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