• 2019/09/09
  • お知らせ

Student CASPによるEBM教育活動が日本薬学教育学会大会にて第1回の教育実践奨励賞を受賞しました。

8月24日、25日に開催されました、第4回日本薬学教育学会大会にて、本学でStudent CASPを主宰している高垣先生(千春会病院)の長年にわたるStudent CASP活動を介した学生へのEBM 教育に対し、第1回の日本薬学教育学会教育実践奨励賞が授与されました。
高垣先生の関西におけるStudent CASP活動は、2010年11月に医療薬学研究室の水野教授(当時)と共に本学で開催された第1回Student CASPワークショップ in Kobeが端緒で、以後継続して本学では年2回開催しております。その後、高垣先生は他大学でも次々とStudent CASPを開催し、近畿地区において認識が広がってますが、最も長く継続しているのが本学のStudent CASPです。
現在までに延べ800名の本学学生、他大学の薬学生・医学生、臨床で活躍する薬剤師・医師、大学教員等が本学のStudent CASPに参加しております。さらにはStudent CASPでEBMを学んだ学生が、在学中に他大学からの参加学生と共同で勉強会を開催したり、卒業後に赴任先で自分自身がTutorとして新たなCASPを立ち上げたり、EBMの学びの場が拡大しております。このようにStudent CASPは単に学生がEBMを学ぶだけではなく、EBM教育の普及と言う波及効果が得られており、この点が今回の奨励賞受賞に大きく寄与したと評されてます。
本学のStudent CASPは多職種連携でEBMを学べる場でもあり、優れた臨床能力を身に付ける場でもあります。今後も学内外を問わず、多くの方の参加を期待しております。

次回のStudent CASPは、11月17日(日)に開催いたします。みなさまのご参加お待ちしております。

【前回の本学Student CASPの様子】
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