• 2018/07/02
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臨床・基礎薬学連携シンポジウムの開催のご案内(10/21)

薬剤師が患者さんに信頼される医療人として活躍するために「改訂モデル・コアカリキュラム」では、卒業時に必要とされる能力として、基本的資質10項目が挙げられています。

この中で、薬学に特徴的な項目は、⑤基礎的な科学力、⑥薬物療法における実践的能力といえます。薬学においては⑥を⑤に立脚して思考することが特徴の一つと考えられます。

他の医療人がほとんど学習していない⑤に位置する物理化学および有機化学を習得している薬剤師はこれらの視点で臨床を眺めることのできる医療人であり、この専門分野を基盤とする科学的な思考能力を医療に導入することが、pharmaceutical careの重要な点の一つであると考えられます。しかしながら、大学の諸先生方は医療の分野の中で薬学に特徴的な物理化学および有機化学を医療に活かす方法を学生に教えておられるでしょうか。
また、学生の教育の一端を担っておられる臨床現場の先生方はこの基礎的な科学力を医療に活用されておられるでしょうか。

大学の諸先生方並びに臨床現場で薬剤師として活躍されている先生方と一緒にこの基礎的な科学力の医療への活用法を構築するために、本シンポジウムの開催を計画しました。

参加費は無料です。是非、お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

【申込方法】
チラシの裏面をご利用のうえ、FAX(078-414-8081)にてお申込みください。

臨床・基礎薬学連携シンポジウムについては、こちらをご覧ください。


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