学生の活躍vol.0063「檀上 早希さん」

Q1研究の概要、そのテーマに取り組んだ理由

がんへ能動的に集積する性質をもつ間葉系幹細胞を利用して、よりがんへ効率的に抗がん剤を送達することを目標として研究を行いました。抗がん剤には多くの副作用が報告されており、少しでもその副作用を減らし、より使用しやすい抗がん剤の開発に携わりたいと思い、このテーマに取り組みました。

Q2研究途上の苦労や克服したことは？

マウスや放射性物質を用いた実験のため、慣れない初めての作業が多く苦戦しました。しかし先生が常にサポートをしてくださり、実験を一緒に進めてくださったおかげで実験結果を多く出すことができ、実験の楽しさを感じながら研究を進めることができました。

Q3今後挑戦したいこと、発展させたいと思うこと

研究室活動の中で、日々の文献セミナーや学会発表を通して人前で自分の結果や意見を話し、発表する力を身に着けることができました。また、自分で仮説を立て実験を行うことで考える力も養うことができました。この経験を活かし、患者さんのことを考えて行動し、他の医療者に対しても正しい情報を伝えられる薬剤師になりたいと思います。