学生の活躍vol.0058「野田 海渡さん」
6年(受賞時)
薬剤学研究室
野田 海渡さん
第72回日本薬学会関西支部総会・大会 優秀口頭発表賞
2022年10月8日付
受賞タイトル:Span80あるいはSpan85ニオソームによるパクリタキセル内封PEGリポソームからの放出トリガリングとその機構解析
- 薬剤学研究室
- 薬剤学研究室
第72回日本薬学会関西支部総会・大会 優秀口頭発表賞
2022年10月8日付
受賞タイトル:Span80あるいはSpan85ニオソームによるパクリタキセル内封PEGリポソームからの放出トリガリングとその機構解析
Q1研究の概要、そのテーマに取り組んだ理由
リポソームは優れたDDS製剤の一つですが、腫瘍組織へ移行したリポソームからの薬物放出が乏しく、その移行量から期待されているほどの抗腫瘍効果が得られないケースが散見されています。そこで、腫瘍組織局所でリポソームからの薬物放出を「トリガリング」できる方法はないかと考え研究を行いました。
Q2研究途上の苦労や克服したことは?
仮説とは全く異なる結果が出ることがあり、何度も実験、考察を繰り返すことで1つの結果を出す研究活動の難しさ、大変さを痛感しました。研究を通して、結果に対する考察力、計画性、プレゼンテーション能力など様々な能力の向上に繋げることができたと思います。
Q3今後挑戦したいこと、発展させたいと思うこと
人前に出て発表することが得意ではなかったのですが、先生方、同回生のサポートもありつつ、学会でより多くの人に研究内容を発信する経験ができてよかったです。現場に出ても新しいこと、苦手なことに臆さず積極的にチャレンジしていきたいと思います。