学生の活躍vol.0071「齋藤 大輔さん」
6年(受賞時)
薬品化学研究室
齋藤 大輔さん
第73回日本薬学会関西支部総会・大会 優秀ポスター発表賞
2023年10月14日付
受賞タイトル:イミン誘導体のダブル環化反応を利用したスピロジヘテロ環構築法の開発
- 薬品化学研究室
- 薬品化学研究室
第73回日本薬学会関西支部総会・大会 優秀ポスター発表賞
2023年10月14日付
受賞タイトル:イミン誘導体のダブル環化反応を利用したスピロジヘテロ環構築法の開発
6年(受賞時)
薬品化学研究室
齋藤 大輔さん
第73回日本薬学会関西支部総会・大会 優秀ポスター発表賞
2023年10月14日付
受賞タイトル:イミン誘導体のダブル環化反応を利用したスピロジヘテロ環構築法の開発
第73回日本薬学会関西支部総会・大会 優秀ポスター発表賞
2023年10月14日付
受賞タイトル:イミン誘導体のダブル環化反応を利用したスピロジヘテロ環構築法の開発
Q1研究の概要、そのテーマに取り組んだ理由
スピロジヘテロ環骨格は、2つのヘテロ環を1つの原子で共有するおもしろい構造であり、抗精神病薬などに含まれる重要な構造です。私は、スピロジヘテロ環骨格をもつ化合物の潜在的有用性に期待して、独自の合成戦略によって、その構築法の開発に取り組みました。その結果、2回の連続環化反応を利用することで、スピロジヘテロ環を簡単に合成することに成功しました。
Q2研究途上の苦労や克服したことは?
スピロジヘテロ環化合物を合成する反応条件の検討に苦労しました。何度も目的化合物が得られず、収率が向上しない場面に遭遇しました。そこで、先生方からの助言をもとに、期待している反応の問題点を考察し、改善策を提案し、仮説を実証する実験を何度も行いました。その結果、目的の化合物を高収率で得ることに成功しました。研究を通して、問題点から目を背けず考え続けることの大切さを学ぶことができました。
Q3今後挑戦したいこと、発展させたいと思うこと
研究を通して、問題に対する考え方や取り組み方、物事を多角的に捉え、深く考察する力を養いました。研究室で培った論理的思考力は、これから薬局薬剤師として臨床現場で求められる「考える力」であると信じています。患者様との関わりの中で生じるさまざまな問題に対して、その原因を考察し、効果的な改善策を立て、実践できる薬剤師になりたいです。