学生の活躍vol.0066「高橋 大さん」
6年(受賞時)
総合教育研究センター(臨床部門)
高橋 大さん
日本医療薬学会第6回フレッシャーズ・カンファランス 優秀演題発表賞
2023年6月11日付
受賞タイトル:肺胞上皮細胞におけるエベロリムスの上皮間葉転換誘導とシグナル伝達因子の関連
- 総合教育研究センター
- 総合教育研究センター
日本医療薬学会第6回フレッシャーズ・カンファランス 優秀演題発表賞
2023年6月11日付
受賞タイトル:肺胞上皮細胞におけるエベロリムスの上皮間葉転換誘導とシグナル伝達因子の関連
Q1研究の概要、そのテーマに取り組んだ理由
mTOR阻害薬による副作用の一つに間質性肺疾患(ILD)があります。ILDが発症することで呼吸困難などの症状によってQoLの低下や治療の中断へと繋がります。ILDの予防法の確立のために、mTORがILDを引き起こすメカニズムの解明を目的として研究に取り組みました。
Q2研究途上の苦労や克服したことは?
タンパク質発現や細胞の遊走性を評価する実験を行いました。実験を行うことが初めてだったので、原理を理解しながら手技を安定させることに苦労しました。また、実験の結果が想定外だったこともあり、なぜそうなったのかを考察することにも苦労しました。しかし、考察をするによって新たな考えを導くことができたのは良い経験でした。
Q3今後挑戦したいこと、発展させたいと思うこと
今後は博士課程に進学して薬剤の副作用に関わる研究を続けたいと考えております。そのためにも本研究で得られた反省点などをしっかりと振り返り、次へと活かせることができるよう努力していきます。