主な施設
教育・研究施設・情報支援施設
総合教育研究センター(臨床部門)
6年制薬学教育の根幹である臨床教育を支える総合教育研究センター(臨床部門)をG棟に設置し、薬のスペシャリストを育てる実践的な教育環境を実現しています。4年次の実務実習事前教育、そして薬学共用試験OSCE(Objective Structured Clinical Examination)・CBT(Computer-Based Testing)に対応しています。
- 施設概要
- [総合教育研究センター(臨床部門)]
調剤室、模擬薬局、注射剤調製室、試験室、G401演習室、G402演習室 - [学術情報課]
COM-Ⅰ、COM-Ⅱ、COM-Ⅲ、ICTコモンズ
総合教育研究センター(臨床部門)
模擬薬局
病院薬剤部、保険薬局とほぼ同等の設備をG棟に設置しています。受付から服薬指導にいたる一連の業務をここで実習することができます。コンピュータが置かれた大きなカウンター、カルテ戸棚、一般用医薬品を陳列する商品戸棚、掲示板、パンフレットスタンド等を配備して臨場感のある環境を実現しています。
調剤室
散薬の飛散防止のために小型集塵器を取付けた散薬台、水剤台、軟膏台、麻薬金庫内蔵シャッター付き錠剤台、シャッター付き外用台、鑑査台等を設置しています。また、散薬鑑査システム、小型散薬分包機(10台)、自動分包機なども備え、様々な調剤実習に対応可能です。
注射剤調製室
準備室に16名同時に手洗いができる流し台を設置し、注射剤調製室には学生用のクリーンベンチ18台と指導用の大型クリーンベンチと安全キャビネットを設置しています。注射剤・点滴などの調剤を無菌環境で安全に調製する方法を学びます。
試験室
試験室には、最新鋭の血中薬物濃度検査システムを設置しています。これを用いて模擬血清試料の血中薬物濃度をモニターし、データ解析を行うことで患者個々の適正な薬物投与設計を行います。
G401演習室・G402演習室
議論を進めやすいレイアウトを可能にする可変式の変形机をベースに少人数制の対話式授業に対応しています(G401演習室)。本学が推進するアクティブ・ラーニングに適した施設です。
また、持ち込みの録画装置にて授業風景を手軽に記録できるAV環境を整備しています。
情報支援施設
COM演習室
高度な情報社会で活躍できる薬剤師・研究者も育むため、目的別に利用できる3つの演習室に、専門性の高いアプリケーション等を組込んだコンピュータ利用環境を整えています。COM-Ⅰには110台、COM-Ⅱには51台のデスクトップ型コンピュータを備え、ITを活用した演習を行うとともに、薬学共用試験CBTに対応しています。COM-Ⅰは広い教室をカバーするために150インチスクリーンを2面、そして2名につき1台の中間モニタを設置しています。
ICTコモンズ
学生が自由にネットワーク・コンピュータを利用しながら、学術論文の検索などの課題に取組むことができます。
リラックスチェアも配置して、友達と勉学にいそしめる開放的な空間にしています。