カリフォルニア大学サンフランシスコ校（UCSF）海外研修

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神戸大学・神戸薬科大学薬剤師レジデント研修プログラムの一環として、平成23年8月22日（月）から8月25日（木）の4日間、アメリカ・カリフォルニア大学サンフランシスコ校（UCSF）メディカルセンターにおいて海外研修を行いました。
UCSFは、医療先進国であるアメリカの中でも高水準のレジデントプログラムを持ち、参加した薬剤師レジデント2年目の荒木理沙さんと櫻川さほりさんの2名は、UCSFの薬剤師レジデントとともにセミナーやチーム医療研修を受けました。また、この2年間神戸大学病院で経験した薬剤師レジデントプログラムについてのプレゼンテーションを行うなど、多くの経験を得ました。神戸薬科大学・岩川精吾教授と神戸大学医学部・平井みどり教授も同行して最先端の施設と教育プログラムを視察し、多大な知見を得ることができました。
今後もUCSFとの交流を続けることにより、薬剤師レジデント教育プログラムの発展へとつながることが期待されます。

研修スケジュール

	研修内容
1日目	1年目レジデントとともに、総合内科チーム医療研修（具体的な入院患者業務について学ぶ）入院患者（転移性がん患者の疼痛管理）の経過把握、前日ICUに入院した患者の経過把握が行われる状況で研修を行う薬学生の担当患者の入院経過について研修
	Steven Kayser教授らとともに昼食
	退院時薬剤管理指導業務研修退院時薬剤情報提供内容の検討、薬剤費用の患者への説明
2日目	HIV専門薬剤師からの講義を東京薬科大学の学生と一緒に受ける
	Mary Anne Koda-Kimble 薬学部長らとともに昼食
	Tina Brock 教授によるスモールグループディスカッション（SGD）のための教室とシミュレーション実習室と模擬患者養成の説明 Tracy Fulton教授によるSGDのためのファシリテーター養成研修に参加
3日目	感染症と循環器の薬剤師レジデント研修を見学
	電子患者データ、ICU のチャートでの投与時刻確認などについて薬剤師レジデントから説明感染症薬剤師ラウンドプレセプター・薬剤師レジデント・4年次学生が集まり、薬学生が受け持つ患者の状況を説明感染移植チーム打ち合わせ医師・医学生・プレセプターが、移植患者（肝移植・肺移植・骨髄移植）の感染治療について打ち合わせ
	Cathi Dennehy 教授と1年目レジデントらとともに昼食
	感染総合チーム打ち合わせ医師・プレセプター・薬剤師レジデントが受け持つ患者の経過などを説明循環器薬剤師ラウンドプレセプター・薬剤師レジデント・薬学生が受け持ち患者で使用されている薬剤と疾患の関係を説明
4日目	ナース・プラクティショナーのワルファリン外来を見学薬剤部見学（セントラル、サテライト）
4日目	プレゼンテーション（神戸大学医学部附属病院での薬剤師レジデント研修内容について）ミッションベイ･キャンパスのロボット化調剤室の見学

研修スケジュール

研修の様子