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研究室

薬理学研究室

アレルギーおよび自己免疫疾患の
病態解析と免疫薬理学的制御
アレルギー疾患では主に特定のアレルゲンに対する抗体(IgE)が重要な役割を果たしていますが、本研究室ではアレルゲンとして卵白アルブミンに対するIgEモノクローナル抗体を独自に作成し、本抗体によって誘導される気管支喘息及び全身性アナフィラキシーモデルをマウスにおいて確立しました。現在、これらモデルの病態解析を行うとともに、同アレルゲンに対する他のサブクラスのモノクローナル抗体(IgA、IgD)を作成し、これら抗体によるアレルギー疾患の特異的制御を試みています。また自己免疫疾患である関節リウマチの病態解析のため、軟骨に存在するII型コラーゲンに対するモノクローナル抗体(IgG2a および IgG2b)を作成し、マウスにおける多発性関節炎モデルを確立するとともに本関節炎における補体活性化及びサイトカインの役割、またこれら抗体をパパイン処理して得られるFab フラグメントや同自己抗原に対する他のサブクラス抗体(IgG1、IgA、IgD)による疾患特異的制御を試みています。
スタッフ 主な担当授業科目
吉野 伸 教授
薬理学II 薬理学III 薬理学実習 病態解析治療学特論(大学院)
水谷暢明 准教授
薬理学II 薬学英語入門II 薬理学実習 病態解析治療学特論(大学院)
八巻耕也 講師
薬理学I 薬理学実習 病態解析治療学特論(大学院)

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