国家試験の合格率の高さが受験の決め手に。
伝統ある教育環境に加え、国家試験の合格率が全国的にも高いことから、神戸薬科大学を受験しました。周辺の治安の良さも一人暮らしをする上で魅力的でした。また、単科大学であり、みんなが同じ環境で勉強に励む点では、大きく変わらないと感じられ、入学後のイメージがしやすかったことも理由の一つです。
受験の際は、化学は比較的得意だったこともあり、早い時期から2次試験対策に力を入れることができました。薬学部に進学してからも化学は基盤となる重要な科目なので、受験時代に「得意」と言えるまでやり込めたことは、大きな自信に繋がっています。
一方で、英語には苦手意識があり、受験でもかなり苦戦しました。社会に出てからはその必要性を痛感する場面がたびたびあります。 もっと早い時期から、勉強としてだけでなく「楽しむ」気持ちで触れておけばよかったなと感じています。
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実例を通じて薬や病気について学び、医療に携わる実感を得た。
実務実習での経験が特に印象に残っています。病院実習で私がお世話になったのは、人工透析の設備がある病院でした。そこで働く薬剤師さんから、処方された薬の一つひとつに込められた意図や、患者さんの細かな症状について実例を通して学びました。透析患者さんは腎機能の低下や透析治療の影響で多くが皮膚トラブルを抱えており、難治性のかゆみはQOLを著しく低下させてしまうなど、薬や病気の知識に加え、具体的な実例を通して学べたことは、医療に携わる者として実感を持つきっかけになりました。
在籍していた研究室では、がんの分子イメージングプローブ(放射性医薬品)の開発と応用をテーマとして研究していました。放射性同位元素を扱う機会があったのは、研究室の特色の一つでした。それがきっかけとなり、放射線について興味が湧き、放射線取扱主任者1級の試験にも合格しました。何かに興味を持って勉強したことは自信になりましたし、学生時代の思い出の一つです。
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安全な製品を守る「最後の砦」としての責任。
現在は、医薬品の原薬(有効成分)の工場で品質保証業務に従事しています。品質保証は、医薬品の品質を保証するための基盤となるルール作りと、その仕組みの維持、製造や試験の現場で実際に品質が確保されているかの監視、問題発生時の対応の主導、そして製品の出荷前や出荷後における品質に対する責任を担う業務です。また、医薬品製造管理者も任されています。医薬品製造管理者は製造プロセスの最終段階において、すべての規制要件と品質基準が満たされていることを確認し、安全でない製品が出荷されるのを食い止めるための「最後の砦」です。
具体的な仕事の一部としては、改善を要する状況などを責任役員へ報告したり、製造部門や品質管理部門に対し品質意識と知識レベルの維持向上のための教育も行います。これらの仕事をしていく中で自分自身の継続的な学習も必要不可欠です。
また、昨今の情報セキュリティーに関するリスクの高まりから、ITリテラシーの向上も図りたいと考えており、今は情報技術関係の資格の勉強をしています。まずはITパスポートに合格して、さらにその上の資格にもチャレンジしてみたいです。IT関係は苦手分野ではありますが、これまで通りコツコツと頑張っていきます!