周りの人たちの
助言があったからこそ、
この道に進めた
私自身、薬学という道に進むことはあまり考えていませんでしたが、周囲の方々の助言があったことと、たまたま私が文系科目よりも理系科目が好きだったことが上手く重なって、薬学という道に繋がりました。
今となっては、「よくぞこの道を選んだな」と思うほどこの世界が好きで仕事をしているので、当時私に助言をくださった方々に心から感謝しています。
神戸薬科大学を選んだ理由は、信頼する家庭教師の方が通学していたので受験以前から身近に感じる大学だったこと、また当時は薬剤師国家試験合格率が96%でナンバー1だったこと、そして女子高生だった私にとって学生の街「岡本」にあるという環境の良さも魅力的だったように思います。
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女性がリーダーシップを
発揮し、
社会で活躍できる
土台を築ける場所
大学での学びで印象に残っているのは、生薬学の授業で、薬用部位や成分名を覚える歌をみんなで口ずさんでいたことです。今はYouTubeで聴けるそうですが、当時は先輩の歌が録音されたカセットテープを聞いて覚えました。
私が通っていた頃は、神戸薬科大学は女子大だったので、グループをまとめる際、リーダー的なポジションを任されるのも当然女性でした。高校までは共学で、女性はサブリーダーというイメージを持っていましたが、大学でその意識が変わりました。性別を意識せず社会で行動できるのは、神戸薬科大学での経験があったからこそだと思います。
現在でも女性の管理職比率は低いと言われていますが、神戸薬科大学が女子大だった頃に卒業した方は、現在管理職として活躍している方も多いのではないでしょうか。神戸薬科大学は、女性がリーダーシップを発揮し、社会で活躍できる土台を築ける場所だと感じています。
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「この街にアインが
あって良かった」
と感じていただけるような、
地域に愛される薬局を
増やしていきたい
現在の会社を選んだのは、「薬局のスタンダードになる」「リーディングカンパニーとして業界を牽引する」という目標に共感し、質の高い薬局を全国に展開できる点に魅力を感じたためです。
現在は、株式会社アインファーマシーズ医薬事業部の西日本地域の責任者として、新しいアイン薬局を誕生させ、既存の薬局を適切に運営管理し、未来のニーズに応えられる薬局へと育てていくことに尽力しています。西日本を統括する役員として重責を担っていますが、生まれ育った関西を拠点に地域医療に貢献できることに大きなやりがいを感じています。
医療は変化の激しい業界であり、常にアンテナを張り、準備しておく必要があります。当社では、優れた取り組みを全国に拡充できるため、未来の医療を見据えた一歩先のチャレンジができることに大変魅力を感じています。
これからも、「この街にアインがあって良かった」と感じていただけるような、地域に愛される薬局を増やしていきたいです。