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6年 (受賞時) 薬剤学研究室 
安井 みらのさんのストーリー

エピジェネティック修飾薬による細胞内メカニズムの変化は低酸素下における抗がん剤耐性を改善する

日本薬剤学会第37年会 日本薬剤学会永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞
受賞タイトル:エピジェネティック修飾薬による細胞内メカニズムの変化は低酸素下における抗がん剤耐性を改善する

学び・研究

将来の夢

エピジェネティック修飾薬を用いることで、抗がん剤の効果を改善できないかと考え検討

進行固形がんにおける細胞周囲の低酸素状態は、がん細胞の抗がん剤への耐性獲得につながることが報告されています。これらの問題点を改善すべく、本研究では、低酸素下におけるがん細胞内のエピジェネティック機構の変化を明らかにするとともに、近年、新薬の開発や承認への期待が高まっているエピジェネティック修飾薬を用いることで、抗がん剤の効果を改善できないかと考え検討を行いました。
エピジェネティック機構については未解明な部分も多く、比較的新しい概念のため研究論文を読み解くのが大変でした。実験後に次の計画を考える際には、正解がある訳ではないため考えるのに苦労しましたが、先生方のご助言を頂きながら取り組みました。また、慣れない実験操作も、注意深く実験を重ねることで、結果の再現性や信頼性を向上することが出来ました。 次のエピソードを読む

当研究室で培った思考力を活かし、臨床現場で薬剤師としてがん薬物療法に貢献したい。

卒業後は当研究室で培った思考力を活かし、臨床現場で薬剤師としてがん薬物療法に貢献したいと考えています。本研究が、今後の当研究室におけるエピジェネティクス研究の足掛かりとなることを願っています。

更新日:2022年10月8日付

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