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D4年(受賞時) 薬品物理化学講座 
原武 芳江さんのストーリー

全身性アミロイドーシスの核医学診断に資する放射性ヨウ素標識 thioflavin-T-Congo-redハイブリッド型プローブの開発

第16回日本分子イメージング学会総会学術集会 優秀発表賞
受賞タイトル:全身性アミロイドーシスの核医学診断に資する放射性ヨウ素標識 thioflavin-T-Congo-redハイブリッド型プローブの開発

学び・研究

将来の夢

自分ひとりの考えだけでなく、多くの方と意見を交換して多角的に問題を捉えることを意識

アミロイドと呼ばれる異常蛋白質が全身に蓄積する全身性アミロイドーシスの核医学診断を目的とした、薬剤の開発に取り組みました。全身性アミロイドーシスは特徴的な症状が少なく、早期診断が難しいとされています。本研究は、非侵襲的かつ高感度で標的分子を検出し得る核医学イメージングに着目し、アミロイド親和性化合物の骨格を基盤とした放射性化合物を設計、合成し、病態モデルマウスにおける生体内アミロイドの検出に成功しました。
研究過程では予想と異なる結果が得られることも多々ありました。特にデータの解釈が難しいときには自分ひとりの考えだけでなく、多くの方と意見を交換して多角的に問題を捉えることを意識していました。それにより新たな発見を得たり、打開策を生み出すことに繋がりました。 次のエピソードを読む

全身性アミロイドーシスの早期診断・早期治療介入の実現を目指していきたい

本研究で設計した化合物は、診断用薬剤として有用である可能性を示した一方で、臨床応用へは課題が残っていると考えています。今後はこれまでに得た知見をもとに、それらの課題を解決し得る新規化合物や手法の開発を進めることによって、全身性アミロイドーシスの早期診断・早期治療介入の実現を目指していきたいです。

更新日:2022年5月27日付

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