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5年(受賞時) 製剤学研究室 
田村 大樹さんのストーリー

Transnasal Delivery of a Bioactive Peptide, Oxytocin, to the Brain for the Treatment of Autism Spectrum Disorder

第3回日韓若手薬剤学研究者ワークショップトラベルグラントアワード
受賞タイトル:Transnasal Delivery of a Bioactive Peptide, Oxytocin, to the Brain for the Treatment of Autism Spectrum Disorder

学び・研究

将来の夢

オキシトシンの鼻腔から脳への移行機構を検討

自閉症の薬物治療として、オキシトシンの鼻腔内投与が注目されています。治療には脳内にオキシトシンを送達する必要がありますが、鼻腔内投与後のオキシトシンの脳内移行、体内動態の詳細は明らかになっていません。そこで、オキシトシンの鼻腔から脳への移行機構を検討しました。
研究を始めた当初は、実験手技が未熟で、結果が揃わず、実験をやり直すことが多くありました。また、測定装置の問題で、測定できないことが多く、その都度、実験の過程を見直し、測定装置の微調整を行いました。その甲斐もあり、確実に結果を得ることが可能となりました。 次のエピソードを読む

脳の部位ごとの薬物分布や、詳しい移行機構について検討したい。

動物実験におけるデータにはバラツキが非常に大きいため、実験の回数を重ね、データの信頼性をより高めたいと考えています。また、脳の部位ごとの薬物分布や、詳しい移行機構について検討したいと考えています。

※田村さんは、このコメント以降も以下のとおり受賞されています。
2020年5月15日付
日本薬剤学会永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞
受賞タイトル:「鼻腔内投与により脳内に直接移行した Oxytocin の脳内動態」

更新日:2020年10月10日付

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