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6年(受賞時) 薬学臨床教育・研究センター 
堀部 里帆さんのストーリー

がん教育実施による中学1年生の死生観の変化

第13回日本緩和医療薬学会年会令和元年度一般社団法人日本緩和医療薬学会優秀演題賞
受賞タイトル:がん教育実施による中学1年生の死生観の変化

学び・研究

将来の夢

私達にはない新しい視点で「がん」をとらえていると感じるものもあり、非常に面白く感じました。

現在、国民の二人に一人ががんに罹患することから、がんは国民の生命と健康にとって重要な問題であると考えられ、第3期がん対策推進基本計画において、がん教育の重要性が明記されています。本学薬学臨床教育・研究センターは神戸大学附属中等教育学校と連携して2016年からがん教育に取り組んでおり、その中でもがん教育が生徒の死生観にもたらす影響に注目して調査しました。
授業実施前後のアンケートの数値の変化から「死生観」について考察をするのに苦労しました。自分ががん教育の授業に参加して感じたことや、生徒の感想、先生方からの助言などから少しずつ考えをまとめていくことができました。中学生の意見の中には、私達にはない新しい視点で「がん」をとらえていると感じるものもあり、非常に面白く感じました。 次のエピソードを読む

これからがん教育が広まっていく事でより良い社会に繋がれば

学会に参加して、一番多かった質問が「中学生にとって死生観というテーマは重いのではないか」というものでした。「死」は誰にでも訪れるものであり、考えるのに若すぎるということはないと思います。今回の研究を通して、「死」を考えることで、今あるものへ感謝を感じることができると実感できたので、これからがん教育が広まっていく事でより良い社会に繋がればとても嬉しく思います。

更新日:2019年7月11日付

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