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6年(受賞時) 薬学臨床教育センター 
葛本 杏奈さんのストーリー

有害事象自発報告データベースを用いた非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)起因性小腸障害の指標の探索

2015年度 VMStudio & TMStudio 学生研究奨励賞
受賞タイトル:有害事象自発報告データベースを用いた非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)起因性小腸障害の指標の探索

学び・研究

将来の夢

地道な努力を積み重ね、
忍耐強く物事に取り組むことが
成果につながった

臨床で活かせる研究がしたいと思い、解熱鎮痛剤として身近な薬である非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用者に見られる副作用と検査データの関連性を研究テーマとしました。 小腸粘膜障害は、NSAIDs服用患者の半数以上に認められる重大な副作用です。しかし、その明確な診断基準はなく、客観的で簡便な指標の探索が必要でした。そこで、肝機能との関連に注目して研究を行いました。
膨大な有害事象報告データベースから必要なデータを抽出する作業、また、重複しているデータを除去する作業に苦労しました。指導してくださった先生方の助言を得て求めるデータを抽出することができました。細かな作業でしたが、地道な努力を積み重ね、忍耐強く物事に取り組むことが成果につながることを学びました。 次のエピソードを読む

患者さんの副作用に早期に対応できるように、この研究から学んだことを活かしたい。

私は、これから臨床現場で働く薬剤師として、改めて副作用の重要性を認識しました。今後は、患者さんの副作用に早期に対応できるように、この研究から学んだことを活かしたいと思います。研究面では、小腸粘膜障害の早期発見に繋がる臨床応用可能な客観的指標の解明にむけ、研究が継続されることを願っています。

更新日:2015年

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