先生方からの的確な助言や、
本学のイメージング機器のおかげで、
説得力のあるデータを得ることができた
「脳の可塑性が制御可能になれば、神経の再生も可能になる」。この夢物語を現実にしたいと研究を進めました。
コンドロイチン硫酸は脳の形成と可塑性の制御に重要な役割を果たすことが知られており、本研究では、これらの制御がコンドロイチン硫酸とその受容体分子との相互作用によるものであることを明らかにできました。
仮説の証明に悪戦苦闘しましたが、先生方からの的確な助言や、本学のイメージング機器のおかげで、より説得力のあるデータを得ることができ、研究への貢献を実感しています。
研究を通して、物事を極める難しさを痛感するとともに、あきらめずに努力し続けることの重要性も学びました。
※志田さんは、このコメント以降も以下のとおり受賞されています。
2015年6月27日付
博士課程2年(受賞時)
生化学講座
新学術領域研究「神経糖鎖生物学」第9回領域班会議 最優秀ポスター賞
受賞タイトル:「高硫酸化コンドロイチン硫酸受容体による神経細胞の極性形成過程の制御機構の解析」
2015年5月16日付
第62回日本生化学会近畿支部例会 発表優秀賞
受賞タイトル:「コンドロイチン硫酸鎖の発現制御による初期軟骨分化過程の制御機構の解析」
2014年10月17日付
博士課程1年(受賞時)
第87回日本生化学会大会 若手優秀発表賞
受賞タイトル:「コンドロイチン硫酸の発現により制御される軟骨分化過程の解析」
2014年5月27日付
新学術領域「神経糖鎖生物学」第7回領域班会議 最優秀ポスター賞
受賞タイトル:「極性形成過程におけるコンドロイチン硫酸受容体を介した神経突起の伸長制御機構の解析」
2014年5月17日付
第61回日本生化学会近畿支部例会 発表優秀賞
受賞タイトル:「コンドロイチン硫酸受容体を介した神経細胞の極性形成過程の制御機構の解析」