先端医療技術の研究開発拠点で学ぶ
2014年9月に、理化学研究所(理研)発生・再生科学総合研究センター(※)と先端医療センター病院によって、iPS細胞から作った網膜の細胞を移植する臨床研究の手術が行われました。この世界初となる試みが行われたのが神戸の街です。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市が、震災復興事業として始めたのが「神戸医療産業都市構想」です。以来、神戸市にあるポートアイランドに、理研発生・再生科学総合研究センター、先端医療センター、臨床研究情報センター(TRI)、神戸大学インキュベーションセンターなどの公的機関が次々開設され、先端医療の研究機関、高度専門医療病院、280を超える企業や大学などの集積が進む、先端医療技術の研究開発拠点になっています。
神戸薬科大学には、臨床研究情報センター(TRI)で医薬品の臨床開発に関する業務の講義や研修を受けられるカリキュラムがあります。(5年次対象。大学内での事前トレーニングが必要)
このような先端医療を推進している神戸で学べることは、これからの薬学を担う学生にとって大いに刺激になることでしょう。
※現「理化学研究所多細胞システム形成研究センター」
住みたい街、神戸で過ごす学生生活
神戸薬科大学のある岡本は、甲南大学や甲南女子大学があるなど、学生の街として知られており、神戸の街のなかでも住みたい街としても人気のあるエリアです。駅周辺の岡本商店街は活気があり、おしゃれなカフェや洋菓子店、雑貨店など200店以上が軒を連ねています。学生は友人とお茶やショッピングをしたり、のんびり散策したりと、勉強や研究の合間のひとときを街で楽しんでいます。
また学生は、他大学の学生や地元の方々と一緒にボランティア活動や地域活動に取組むなど、社会貢献活動も活発に行っています。学生生活を実りあるものにする環境が整った街、神戸で、快適で充実した学生生活を過ごしてください。