神戸薬科大学同窓会の皆さまにおかれましては、ご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。日頃より同窓会活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
このたび、神戸薬科大学同窓会会長に選任されました竹内敦子と申します。私は母校の教員として40年余り教育・研究に携わってまいりました。同窓会活動においては、生涯研修企画委員、総務委員を経て副会長を務め、多くの同窓生の皆さまと交流を深めてまいりました。その中で、同窓会がもたらす温かな絆や励ましの力、そして学びの場としての大きな意義を実感しております。歴史と伝統ある同窓会の会長を務めることとなり、身の引き締まる思いとともに、その責任の重さを改めて感じております。
同窓会は、単なる組織ではなく、卒業後も同じ学び舎で育った仲間同士がつながり、互いを支え合い、高め合う場であると考えています。懐かしい再会から生まれる喜び、近況を語り合うことで得られる気づき、新たな恊働のきっかけ―そうした交流の一つひとつが、人生や仕事の節目で大きな力になることを、私自身も実感しております。
近年、医療・薬学の分野は急速な変化の中にあり、薬剤師として常に最新の知識を学び、自己研鑽を続ける姿勢が求められています。だからこそ、神戸薬科大学同窓会開催の研修会を通じて知見を深めたり、気軽な集まりを通じて情報交換を行ったりと、卒業生同士がつながり合える「場」を生かしていただきたいと考えています。また、社会で活躍する卒業生の姿や言葉は、在校生にとって大きな励みであり、将来への道しるべとなります。私たち同窓会は、後輩たちが安心して学び、夢に向かって力強く羽ばたいていけるよう、学びの環境づくりにも関わってまいります。
今後は、研修会のさらなる充実、交流機会の拡充、そして母校支援のさらなる推進に取り組み、誰もが「参加してよかった」「つながっていてよかった」と感じられる、温かく活発な同窓会を目指してまいります。
同窓会は、皆さま一人ひとりのご理解とご協力のもとに成り立っています。総会・研修会へのご参加はもちろん、同窓会活動へのご意見・ご提案など、さまざまな形での参画をお願い申し上げます。これからも皆さまとともに、卒業生にとっても、母校にとっても、より良い同窓会を築きたいと存じますので、引き続き、温かいご支援とご協力を賜りますよう、こころよりお願い申し上げます。