学生の活躍vol.0036「井上 陽平さん」
5年(受賞時)
薬化学研究室
井上 陽平さん
第70回日本薬学会関西支部大会 優秀ポスター発表賞
2020年10月10日付
受賞タイトル:亜鉛触媒反応を応用した細胞内亜鉛イオンの高感度検出プローブの開発
- 薬化学研究室
- 薬化学研究室
第70回日本薬学会関西支部大会 優秀ポスター発表賞
2020年10月10日付
受賞タイトル:亜鉛触媒反応を応用した細胞内亜鉛イオンの高感度検出プローブの開発
5年(受賞時)
薬化学研究室
井上 陽平さん
第70回日本薬学会関西支部大会 優秀ポスター発表賞
2020年10月10日付
受賞タイトル:亜鉛触媒反応を応用した細胞内亜鉛イオンの高感度検出プローブの開発
第70回日本薬学会関西支部大会 優秀ポスター発表賞
2020年10月10日付
受賞タイトル:亜鉛触媒反応を応用した細胞内亜鉛イオンの高感度検出プローブの開発
Q1研究の概要
亜鉛は人体の中で鉄に次いで豊富に存在する金属種であり、多様な生命現象(生合成や免疫応答、神経伝達)に関わります。本研究では、従来では検出困難であった微量の亜鉛を検出することを目指しました。生体内に存在する微量の亜鉛を高感度に検出できれば、微量の亜鉛が関わる新たな生体内機能を解明できるかもしれません。
Q2研究途上の苦労、工夫した点
本化合物の合成は加水分解やΔ2-Δ3の異性化(セフェム骨格)に注意しなくてはならず、最初は有機合成の知識や技術が未熟であったので合成検討に悪戦苦闘しました。しかし、先生の励ましもあり失敗に挫けず研究を続けて来られたと思います。本研究を通して研究の難しさを再認識すると共に、周りの協力に感謝しています。
Q3今後挑戦したいこと、発展させたいと思うこと
研究室に入るまでは患者さんに寄り添った薬剤師になろうという漠然とした目標しかなかったのですが、本研究を行う中で研究職は生命現象の解明を通じて、間接的かもしれませんが多くの患者さんを救うことができる可能性を実感しました。今後は、本研究を応用して亜鉛の関わる生体内機能の解明研究を行い、医療の発展に貢献したいと考えています。