学生の活躍vol.0045「甘中 健登さん」
博士課程4年(受賞時)
薬品物理化学講座
甘中 健登さん
第80回日本癌学会学術総会JCA若手研究者ポスター賞
2021年9月30日~10月2日開催
受賞タイトル:生体直交型反応による薬物放出を可能とする抗がん剤内封リポソーム製剤の開発
- 大学院
- 大学院
第80回日本癌学会学術総会JCA若手研究者ポスター賞
2021年9月30日~10月2日開催
受賞タイトル:生体直交型反応による薬物放出を可能とする抗がん剤内封リポソーム製剤の開発
博士課程4年(受賞時)
薬品物理化学講座
甘中 健登さん
第80回日本癌学会学術総会JCA若手研究者ポスター賞
2021年9月30日~10月2日開催
受賞タイトル:生体直交型反応による薬物放出を可能とする抗がん剤内封リポソーム製剤の開発
第80回日本癌学会学術総会JCA若手研究者ポスター賞
2021年9月30日~10月2日開催
受賞タイトル:生体直交型反応による薬物放出を可能とする抗がん剤内封リポソーム製剤の開発
Q1研究の概要、そのテーマに取り組んだ理由
がん治療において、抗がん剤の治療効果を高め、副作用を軽減するために薬物送達システムの開発が盛んに行われています。本研究では、がん選択的に集積し、生体内でも進行すると言われている特異的な有機化学反応を利用した内封薬物の放出制御を可能とするカプセル型ナノ粒子製剤の開発を行い、がんの治療効果の向上を達成しました。
Q2研究途上の苦労や克服したことは?
ナノ粒子からの薬物の放出制御メカニズムを解明する時に様々な要因が考えられたため、何に着目をすれば良いか分からず調べるところから始めました。見つけた評価法も万能ではなかったため、他分野の先生と共同研究を進めることで幾つかの要因を明らかにすることができました。
Q3今後、この経験をどんなことに生かしたいですか?
本研究を通じて、実験だけでなく、学会発表や論文執筆など様々な経験をし、研究者にとって重要な能力やマインドを学びました。これからも研究活動を通して、未知な生命現象の解明や革新的な医薬品の創製につながるように、より一層努力していきたいと思います。