学生の活躍vol.0001「高瀬 ひろかさん」
博士課程2年(受賞時)
薬品物理化学講座
高瀬 ひろかさん
第86回 日本生化学会大会 鈴木紘一メモリアル賞
2014年9月12日付
受賞タイトル:生体分子との相互作用を介したヒト血清アミロイドAの構造変化
- 大学院
- 大学院
第86回 日本生化学会大会 鈴木紘一メモリアル賞
2014年9月12日付
受賞タイトル:生体分子との相互作用を介したヒト血清アミロイドAの構造変化
博士課程2年(受賞時)
薬品物理化学講座
高瀬 ひろかさん
第86回 日本生化学会大会 鈴木紘一メモリアル賞
2014年9月12日付
受賞タイトル:生体分子との相互作用を介したヒト血清アミロイドAの構造変化
第86回 日本生化学会大会 鈴木紘一メモリアル賞
2014年9月12日付
受賞タイトル:生体分子との相互作用を介したヒト血清アミロイドAの構造変化
タンパク質「血清アミロイドA( SAA) 」が形成する線維状の凝集体は細胞毒性を有しており、疾患発症の原因となります。この原因物質の詳細が明らかになっていないことから、生体内の現象をモデル化した実験系を立ち上げ、検証することで「AA アミロイドーシス※」の病態の解明につなげたいと、研究テーマに選びました。
本研究では、タンパク質の構造の解析には「円二色性(CD) 測定」を用い、線維状の凝集体の形成に対する評価には蛍光色素を指標とした「蛍光測定」を用いるなど、物理化学的手法を駆使して解析を行いました。先生方からの多大なる助言や研究室のメンバーの協力のおかげで、研究を遂行でき、また受賞できたのだと心から感謝しています。
博士課程において、多くのことを学び、研究者としての精神を養うことで、研究を通じて患者さんの疾患の治療に貢献したいと考えています。そのために今後も生体内の生理機能の詳細や疾患の発症機構の解明を目指して研究を続けていきます。
※アミロイドA(AA)とよばれるタンパク質が線維化し全身の臓器に沈着する疾患
※高瀬さんは、このコメント以降も以下のとおり受賞されています。
2015年8月21日付
博士課程4年
薬品物理化学講座
第3回日本アミロイドーシス研究会学術集会 学術奨励賞
受賞タイトル:「SAA-HDLモデル粒子の作製および脂質存在下でのアミロイド線維形成評価」