学生の活躍vol.0025「包 玲さん」
6年(受賞時)
薬品物理化学研究室
包 玲さん
The 10th China-Japan-Korea Symposium on Radiopharmaceutical sciences Best Poster Award
2018年11月3日付
受賞タイトル:Development of SPECT/Fluorescence Dual Imaging Probe Based on Polyoxazoline for Detection of Tumors
- 薬品物理化学研究室
- 薬品物理化学研究室
The 10th China-Japan-Korea Symposium on Radiopharmaceutical sciences Best Poster Award
2018年11月3日付
受賞タイトル:Development of SPECT/Fluorescence Dual Imaging Probe Based on Polyoxazoline for Detection of Tumors
Q1研究・発表賞の概要、そのテーマに取り組んだ理由
核医学診断は高感度かつ定量性に優れ、術前診断として全身スクリーニングが可能です。一方、蛍光イメージングはリアルタイムイメージングを達成でき、術中診断に利用できます。本研究では、がんの核医学・蛍光デュアルイメージング用薬剤の開発を行い、放射線による術前診断と光による術中診断を融合したがんの高精度な診断法の構築を目指しました。
Q2研究途上の苦労や克服したことは?
研究過程では、失敗が続き、長い間思うような結果が出ませんでした。しかし、先生方からの助言を基に少しずつ研究を前へ進めることができました。また、研究室の先輩や同期と励まし合いながら、とても恵まれた環境でモチベーションを維持して研究に打ち込むことができました。
Q3今後挑戦したいこと、発展させたいと思うこと
研究を通して、困難でもチャレンジし、物事をやり抜く力を鍛えました。また、国際学会に参加させて頂き、多くのことを学び、自分の見識を広めることができました。大学時代の貴重な体験にもなりました。また、より一層自分の語学力を磨いていきたいという意欲が湧きました。今後はMRとして働くことが決まっていて、研究とは違う道に進みますが、医療に貢献できるよう熱意を持って努力していきたいです。
※包さんは、以下の受賞を受けています。
第2回日本核医学会放射性薬品科学研究会、第18回放射性医薬品・画像診断薬研究会における発表要旨が優秀であるとして
2018年9月8日付
CJKSRS2018トラベルグラント
受賞タイトル:
「ポリオキサゾリンを母体構造とするがんの核医学・蛍光デュアルイメージングプローブの開発」