学生の活躍vol.0010「山内 健生さん」
6年(受賞時)
薬品物理化学研究室
山内 健生さん
第66 回日本薬学会近畿支部大会優秀ポスター賞
2016年10月15日付
受賞タイトル:全身性アミロイドーシス診断を目指した放射性ヨウ素標識化合物の体内動態評価
- 薬品物理化学研究室
- 薬品物理化学研究室
第66 回日本薬学会近畿支部大会優秀ポスター賞
2016年10月15日付
受賞タイトル:全身性アミロイドーシス診断を目指した放射性ヨウ素標識化合物の体内動態評価
6年(受賞時)
薬品物理化学研究室
山内 健生さん
第66 回日本薬学会近畿支部大会優秀ポスター賞
2016年10月15日付
受賞タイトル:全身性アミロイドーシス診断を目指した放射性ヨウ素標識化合物の体内動態評価
第66 回日本薬学会近畿支部大会優秀ポスター賞
2016年10月15日付
受賞タイトル:全身性アミロイドーシス診断を目指した放射性ヨウ素標識化合物の体内動態評価
Q1研究の概要、そのテーマに取り組んだ理由
全身性アミロイドーシスはタンパク質が線維化し臓器に沈着する疾患です。この疾患を早期に核医学画像診断することで、早期治療や予後の改善につながるのではないかという思いからこの研究に取組みました。本研究では、合成した放射性ヨウ素標識プローブがアミロイド線維に特異的に結合し、病変部位を非侵襲的に画像化できる可能性を、病態モデル実験により明らかとしました。
Q2研究途上の苦労や克服したことは?
放射性ヨウ素による標識反応があまりうまく進まずに苦労しましたが、何がいけなかったのか、次はどのように条件を変えるべきかを先生からの助言を基に考えて試行錯誤することで、標識プローブの合成に成功しました。このことから、失敗を次に活かすことの大切さを学びました。
Q3今後挑戦したいこと、発展させたいと思うこと
今回の研究で用いた放射性ヨウ素標識プローブの化学構造を基に、より選択的にアミロイド線維沈着部位へ集積するプローブへ改良していこうと考えています。この研究が将来の全身性アミロイドーシスの早期診断に役立てれば幸いです。