研究テーマ

『情報』というと、簡単に取り出せ、そのまま利用できる便利な『物』とイメージする人もいるでしょう。医療でも電子化が進んでいますが、画面上の『物』に対しているのではなく、画面の向こう側に『患者さん』がイメージできないようでは、機械的で『薬剤師』が本当に必要かわからない作業になってしまうのではないでしょうか。
そこで『薬剤師らしく情報を評価・活用する』能力を育むことを目指して、臨床情報の解析・研究を行っています。

・成長可能な医薬品適正使用評価情報共有データベースの構築と教育的活用
・臨床情報を用いた副作用発現因子の解析・疫学的調査

スタッフ

土生 康司

土生 康司 講師

担当科目:医薬品情報学、情報リテラシー、薬学入門、医薬品構造学、実務実習事前教育、薬学研究基盤形成教育(大学院)
学位:博士(薬)

【経歴】
2003.4~薬剤師として大学病院に入職。医薬品情報室主任をはじめとするセントラル業務にあたるとともに、病棟では、がん患者の薬剤管理を中心に関わり、がんサポートチーム(緩和ケアチーム)の一員としても活動、就任中には日本病院薬剤師会のがん薬物療法認定薬剤師の認定を受けた。
2013.10~本学

【所属学会等】
日本医療薬学会、日本医薬品情報学会、日本薬学会、日本病院薬剤師会、日本薬剤師会

研究成果

論文
# チーム基盤型学習を用いた分野横断統合演習の構築の試み
  上田久美子、寺岡麗子、八巻耕也、土生康司、宮田興子、北河修治
  薬学教育 1, P101-107(2018)
# 分野横断的統合型初年次導入科目「薬学入門」へのミニッツペーパー導入が生み出す学習意欲と学習効果
  八巻耕也、池田宏二、上田久美子、土生康司、中山喜明、 武田紀彦、森脇健介、和田昭盛、
  小山淳子、児玉典子、北河修治
  YAKUGAKU ZASSHI 137, p1285-1299 (2017).
# 基礎から臨床までを繋げる分野横断的統合型初年次導入教育「薬学入門」の学習効果
  八巻耕也、上田昌史、上田久美子、江本憲昭、水谷暢明、池田宏二、八木敬子、田中将史、
  土生康司、中山喜明、武田紀彦、森脇健介、北河修治
  YAKUGAKU ZASSHI 136, p1051-1064 (2016).
# Comparison of the effects of azole antifungal agents on the anticoagulant
  activity of warfarin.
  Yamamoto H, Habu Y, Yano I, Ozaki J, Kimura Y, Sato E, Shida A,
  Fukatsu S, Matsubara K.   
  Biol. Pharm. Bull., 37 p1990-1993 (2014).
# オキシコドン併用がワルファリン服用がん患者のプロトロンビン時間に及ぼす影響
  細川 実緒、土生 康司、矢野 育子、深津 祥央、岸本 寛史、横出 正之、桂 敏也   
  医療薬学 38, p258-264 (2012).

学会発表(研究室活動)
# PMDA 添付文書情報検索サイトにおける糖尿病薬識別コードの登録様式の多様性
  忍海邊 梨紗1, 上西 美穂1, 辻井 佳代2, 松村 友和2, 小間 実2,
  小林 政彦2, 土生 康司1(1神戸薬大, 2大阪赤十字病院薬)
  日本薬学会第139年会(2019).
# 薬剤鑑別におけるPMDA 添付文書情報検索サイトの活用状況とニーズに関する病院薬剤師へのアンケート調査
  上西 美穂1, 忍海邊 梨紗1, 谷村 学2,3, 土生 康司1(1神戸薬大, 2伊勢赤十字病院薬, 3日赤薬剤師会)
  日本薬学会第139年会(2019).
# PMDA添付文書情報検索ページにおける医薬品識別コードの登録様式に関する調査
  忍海邊 梨紗、上西 美穂、濵本 梓、土生 康司(神戸薬科大学)
  日本医療薬学会第2回フレッシャーズ・カンファレンス(2018).
# B型肝炎再活性化リスクのあるプレドニゾロン服用患者の抽出と疑義照会に向けたプログラム構築
  畦地 穂1、辻井 佳代2、上田 佳澄2、谷本 祐子2、長谷川 翼2、大﨑 往夫3、小林 政彦2、土生 康司1
  (1神戸薬大、2大阪赤十字病院薬,3大阪赤十字病院消化器内科)
  日本薬学会第138年会(2018).
# 大阪赤十字病院におけるがん疼痛コントロールマニュアル改定に伴う
  オピオイド持続静注処方の内容及び指示の変化に関する調査
  宮内 紗和子1、鳥井 祥子2、辻井 佳代2、端 裕之3、小林 政彦2、土生 康司1
  (1神戸薬大、 2大阪赤十字病院薬、 3大阪赤十字病院緩和ケア科)
  日本薬学会第138年会(2018).
# プレドニゾロン使用時のB型肝炎再活性化の対策と実施状況
  冨田 真理1、谷本 祐子2、上田 佳澄2、辻井 佳代2、土生 康司1、杉山 正敏1、
  大﨑 往夫3、小林 政彦2(1神戸薬大、2大阪赤十字病院薬、3大阪赤十字病院消化器内科)
  日本薬学会第137年会(2017).
# 大阪赤十字病院における免疫抑制・化学療法によるHBV 再活性化対策の現状と課題
  川西 晶子1、土生 康司1、森本 涼歩1、平井 三保子2、林 淳雄2、辻井 佳代2、籠本 基成2、
  小林 政彦2、杉山 正敏1(1神戸薬大、2大阪赤十字病院薬)
  日本薬学会第136年会(2016).
# 小児における抗菌薬投与時の下痢発現要因
  一橋 美冴1、土生 康司1、小松 絵美2、木下 里紗2、大庭 真美2、林 淳雄2、松村 友和2、
  籠本 基成2、小林 政彦2、杉山 正敏1(1神戸薬大、2大阪赤十字病院薬)
  日本薬学会第135年会(2015).

学会発表(教育活動)
# 薬学統合学習の構築 第3報 ―低学年次生への臨床薬学・薬理学・有機化学の橋渡し教育の導入―
  土生康司1、水谷暢明2、宮田興子1(1 神戸薬大、2 金城学院大薬)
  第3回薬学教育学会(2018).
# ARCS モデルの要素を取り入れたアンケートを用いた横断的統合型初年次導入科目
  「薬学入門」の学習意欲改善の取り組み
  八巻耕也、池田宏二、中山喜明、上田久美子、土生康司、武田紀彦、佐野紘平、森脇健介(神戸薬科大学)
  第3回薬学教育学会(2018).
# チーム基盤型学習を用いた分野横断統合演習の構築
  上田久美子1、八巻耕也1、土生康司1、寺岡麗子1,2、宮田興子1、中山尋量1、北河修治1
  (1 神戸薬大、2 姫路獨協大)
  第3回薬学教育学会(2018).
# 薬学統合学習の構築 第2報 ― 臨床薬学-薬理学-有機化学の橋渡し教育を目指して ―
  土生康司1、水谷暢明2、宮田興子1(1神戸薬大、2金城学院大薬)
  第2回薬学教育学会(2017).
# 分野横断的統合型初年次導入科目「薬学入門」へのミニッツペーパー導入が生み出す学習意欲と学習効果
  八巻耕也、池田宏二、上田久美子、土生康司、中山喜明、武田紀彦、森脇健介、
  和田昭盛、小山淳子、児玉典子、北河修治(神戸薬科大学)
  第2回薬学教育学会(2017).
# チーム基盤型学習を用いた分野横断統合演習の構築
  上田久美子、八巻 耕也、土生 康司、寺岡 麗子、宮田 興子、北河 修治 (神戸薬科大学)
  第2回薬学教育学会(2017).
# 薬学統合学習の構築~臨床薬学-薬理学-有機化学の橋渡し教育を目指して~ 
  水谷 暢明1、土生 康司1、宮田 興子1(1神戸薬大)
  第1回薬学教育学会(2016).
# 初年次導入教育「薬学入門」のカリキュラム構築とその改善のための PDCA サイクル
  ―ARCS モデルを参考にしたアンケートとミニッツペーパーの採用―
  八巻耕也、池田宏二、上田久美子、土生康司、中山喜明、森脇健介、武田紀彦、北河修治(神戸薬大)
# 初年次生に対する分野横断的統合型教育科目「薬学入門」の学習効果
  土生康司1、八巻耕也1、上田昌史1、上田久美子1、江本憲明1、水谷暢明1、
  池田宏二1、八木敬子1、田中将史1、中山善明1、武田紀彦1、森脇健介1、北河修治1(1神戸薬大)
  日本薬学会第136年会(2016).

セミナー、講演
# シンポジウム『新時代の医薬品リスクマネジメント ~新たなハザードに対して』
  医薬品情報を活用するベースはできているか ~ドイツの状況から再考~
  土生 康司
  日本薬学会第139年会(2019/3/23)
# 臨床の諸問題を基礎薬学の知識でどのようにひも解くか SGLT2阻害薬について 臨床を考えた数字の読み方
  土生 康司
  神戸薬科大学 臨床・基礎薬学連携シンポジウム(2018/10/27)
# 臨床から基礎までをつなぐ薬学教育をどのように構築するか
  低学年での臨床から基礎薬学までをつなぐ薬学教育 ~チーム基盤型教育(TBL)を活用する橋渡し教育~
  土生 康司
  神戸薬科大学 臨床・基礎薬学連携シンポジウム(2018/10/27)
# 医療人が考える『患者さんに優しい』製剤
  土生 康司
  神戸薬科大学 第6回薬科大学と臨床現場を繋ぐセミナー(2018/3/15)
# 学会発表のhow-to
  土生 康司
  近畿薬剤師合同学術大会2018教育講演(2018/2/4)
# 医薬品、サプリメントの 特徴にあった情報活用を考える
  土生 康司
  サプリメントフォーラム2017(2017/10/15)
# 医薬品情報 様々な情報源、その選択と活用
  土生 康司
  京都府薬剤師会 第17回薬剤師のためのイブニングセミナー(2017/7/27)

書籍等
# 『B型肝炎再活性化リスクのある医薬品の適正使用に向けた取り組み
  ~プレドニゾロンの長期使用によるリスク上昇患者への対策強化~』
  畦地穂、土生康司、辻井佳代、小林政彦
  医薬ジャーナル Vol.55 p137-141 (2019).
# 医薬品情報学(廣川書店)第2章「医療用医薬品の添付文書」p19-36.
# 臨床への有機と薬理からのアプローチ(京都廣川書店)
  宮田興子、水谷暢明、土生康司
# 医薬品・サプリメントの特徴にあった情報活用を考える
  土生康司
  ニューダイエットセラピ 日本臨床栄養協会誌 34, p49-52(2018).